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定年退職後の再就職は「ITスキル」がカギ。少しの勇気で人生が変わる?
50代〜高齢者は再就職に不利という定説
転職サイトなどで見られるのが「50代からの転職は難しい」という記事。
検索すると、わりと目にする題材です。
転職のプロや専門のライターがそう書いているのですから、ある程度それは事実なのでしょう。
確かに、若くて給料も安価でそのうえ体力もある若者に比べれば、50代からそれ以上の高齢者が最就職に不利という面はあるのは想像に難くありません。
シニアの再就職が不利な現状
試しに「シニア 再就職 不利」で検索をかけると、有力な経済誌がこぞってこのトピックを取り上げています。
「エリートでも定年退職は前職の経験や成果は考慮されない」
「清掃員や調理業務等で月給18万円〜20万程度」
「面接にこぎつけることもできない場合も」こういった厳しい現実が突きつけられています。
しかし、これらの記事自体が、業界別の転職分析等は記載してないものもあり、十把一絡げに「50代以上の再就職は不利」と書いているのも気になるところです。
本当に、どんな業界でもシニア層の再就職は不利なのでしょうか。
例えば人材不足が深刻な「IT業界」。
ここでは卓越したスキルが必須のシステム開発などのほかに、「WEB制作」「WEBサイトのメンテナンス」などの仕事があり、そこでは50代のエンジニアや、シニア層を採用する企業もあります。
IT業界は非常に深刻な人材不足に悩まされているからです。
IT業界では当然「スキル」「知識」が必要。しかし。
万年人材不足のIT業界に入り込むには、当然「基礎的なIT知識とスキル」は必要です。
自分がITとは関係ない業界にいた人やITアレルギーがある人ほど「WEBサイトのメンテナンス」なんて聞くだけで拒否反応が出てしまうシニア層は多いでしょう。自分には縁のない世界だと。
しかし。
それらの基礎的なITスキルは、実は勉強を集中的にすれば獲得できる範囲の知識であることは、あまり知られていません。
「若者の挫折率90%」のジャンルとは?
若者が一説では「9割が挫折する」と言われており、ネット上でもそのような記事が多数散見されるジャンルをご存知でしょうか?
それは、
プログラミング
です。
スマホを自在に使いこなす若者たちの9割が、プログラミングなるものを高い確率で挫折していたのは少々意外ではないでしょうか?
しかし実は「プログラミング」とは、全くスマートフォンを扱えることとは異なる技術。
たとえスマートフォンをサクサク使いこなせても、プログラミング学習においては全く役に立たないのです。
若者に人気があるはずの「IT業界」の人材不足の理由。
それは「スマホは使えても、プログラミングやデザイン、ひいてはパソコン自体ができる若者が足りてない」ことが大きな理由のひとつになっています。
パソコンアレルギー、プログラミングなどもってのほか、という若者は意外と多いんですね。スマホの操作だけはプロ級ですが…。
シニアが学びたいことに「プログラミング」がランクイン
2018年度のソニー生命保険株式会社の調査では、以下のデータが出ています。
このデータは『65歳以上に聞いた、今後学習していきたいこと』のアンケート調査です。
・シニアが学習したいこと 1位「語学」2位「歴史」3位「パソコン・インターネット」
・学び直し意向がある男性シニアの2割弱が「プログラミング学習」に意欲的
・シニアが学び直したい理由 トップ2は「教養を高めたい」「趣味を深めたい」
実は、プログラミングやパソコンに興味を持っているシニア層というのは、存在するんですよね。
「ITに興味があるシニア層」というのは、向上意欲、成長意識が高いと同時に、時代の流れに敏感な層であると思われます。
語学や歴史を学ぶのももちろん良いですが、再雇用や起業の味方にもなる時代の「プログラミング」や「デザイン」で教養を深めるのは、処世術としてはスマートとも言えます。
なぜ若者はプログラミングを挫折するのか?
しかし、若者がなぜそんなにも挫折してしまうのでしょうか?
それは、実際にプログラミング学んでみるとわかります。
独学はかなり厳しいジャンルで、すぐに、何回も壁にぶち当たるのです。
プログラミングやデザインを習得するというのは、未来的な学習に見えて、実はとっても「忍耐」がいるアナログな作業の繰り返し。
ゲーム感覚でサクサク扱えるようになっている(そもそも考えないでよい設計になっている)スマートフォンとは「真逆」にあるのが、プログラミングやデザインの学習と言えるでしょう。
まだ社会に出てない若者、社会には出ているがまだ忍耐力が備わりきっていない若い世代には、苦行でしかないのがプログラミングなのです。
逆に、人生の苦楽を味わってきた「大人」なら。
そもそも勉強より辛いことをたくさん経験していたり、勉強の大切さを痛感していたりします。
実際にやってみれば、むしろプログラミングやデザインの学習は「思っていたより辛くない」「むしろ楽しい」「仕事に比べればラク」となってきます。大人の余裕、とでも言いましょうか。
再雇用への後押しになる
実際に、ITやプログラミングに興味のある「シニア層」が本気でそれらを「学び」そして「習得」できたら。
それは「若者に負けてない人材」であることの証明にもなります。なぜなら、プログラミングができない若者はまだまだ多数派だからです。
採用側の企業から見ても「辛いプログラミング学習を乗り越えてきた人」「時代の流れについてきている人」「ITがわかるなら年配でも使いどころがある」という評価も期待できるでしょう。
これは「前職で○○人の部下を率いて高い営業成績を出してきた」というような、その会社内でしか高い評価を得られない、なかなか指標化にしくいものとは異なります。プログラミングの難しさは誰しもが想像できることであり、デザインも同様だからです。
再就職や再雇用にも追い風となるスキルとなり得るカギはやはり「IT」にあるんですね。
職人レベルをめざす必要はないし、無理なこと
プログラミングとは、パソコンを使ってWEBサイトやシステムを構築したり、メンテナンスをするもの。
そしてこのジャンルは海千山千のベテランたちが多数存在するため、遅いスタートをきった人は足元にも及ばないことがほぼ全てと言ってよいでしょう。
しかし一方で、超卓越したプログラマーというわけでもなく、基礎的・初歩的なスキルと概念を理解している人も「IT人材」という広いくくりに入るのが、IT業界。
経済産業省のデータでは、2030年に約79万人のIT人材不足が想定されており、近年小学校からITに関する授業が始まったのは記憶に新しいところです。
今後も慢性的に人材不足が続くIT業界。
ここが「シニア世代」が「60代以降」に「再就職」の武器として持っておくと強いスキルであると考えます。
前述のように、卓越したプログラマーをいまから目指すというわけでなく、またそれは不可能に近いこと。
しかし、例えば「WEBサイトのメンテナンス」「簡単なコーディング作業」という、基礎的な実務ができることから始めれば、仕事は存在し、また5年後のキャリアは大きく変わってきます。
中高年から学べるプログラミング学習のオンラインサービス
多くの若者がプログラミングやデザインの学習を挫折する一因は「無理な独学」にあると言われています。
秒単位で壁にぶつかるのがプログラミングだけに、誰かに質問できないと、実に初歩的なミスで丸一日二日を簡単に無駄にしてしまいます。
もしあなたが40〜50代、60代であればきっと「ある程度の忍耐」と「勉強も仕事も特に辛いのは最初の段階」と身を持って知っていると思います。
プログラミングというジャンルにおいても、その知見を活かし「多くの人たちが挫折する初期段階」を突破し、永年人材不足となっているIT業界、またIT業界でなくても一企業のWEB担当補佐など、ITに少しでも関わる活躍の場を見つけてほしいと思います。
これまでも、現在も、これからも、人材不足のジャンルである「IT」の基礎的・初歩的な学びを1ヶ月だけ積んでみて、再就職や起業、ビジネスや趣味に活かしてみてください。
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再就職や起業のためはもちろん、教養を深める、という意味においてもぜひ、一度「プログラミング/デザイン」の世界を体験することをおすすめいたします。
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